目標8のターゲット
8-3 働きがいのある人間らしい仕事を増やしたり、会社を始めたり、新しいことを始めたりすることを助ける政策をすすめる。特に、中小規模の会社の設立や成長を応援する。
この目標の達成のために、私たちが地域の為にできることを考え、ながおか会計では「視るプロ」を実施しています。
ながおか会計 「視るプロ」の取組み
その企業は、何を売る会社なのか?
企業の取組みや実施事業の工程を細かく分析し、それを実現するための技術やノウハウを細かく洗い出していくと、その企業が大切にするべきコア技術やノウハウは何か、改善をしなければならない部分はどこか、そして将来の可能性やイノベーションの種が、一般論ではなく、より現場に近いところで視えてくることがわかりました。
ちなみに、このワークをながおか会計で行ってみたところ、私たちが核とするべき技術は税務・会計ではなく、関与先企業の価値生産の仕組みを把握し理解するためのノウハウであり、それを経営者に寄り添いながら視る、そして、税務・会計を中心とした最適なソリューションを提供する、ということなのだと気づかされました。
そこで、ながおか会計では、関与先をはじめとする中小企業の業務を、現場レベルで分析・把握し、現場の改善、教育計画の策定、経営理念やビジョン等の経営方針の策定、新サービスや新分野の開拓等をサポートするためのサービスプログラムを、各種専門家と連携して、提供することといたしました。さらに、私たちが、より深く関与先企業を視るためのトレーニングとして、毎月1回以上スタッフ同士での勉強会を開催することとしました。こうした所内外での一連の取り組みを総称し、ながおか会計・企業を“視る”プロジェクト=「視るプロ」と名付け、継続的に取り組んでいるところです。
企業の現場を視るための継続的な学びと実践により、中小企業にとっての力となり、私たちも成長し、ひいては地域の活力を創出したい。それが、「視るプロ」です。
2025年「視るプロ」実践報告
会計データと販売管理データ(レジデータ等)を組み合わせて日々の売上目標との比較や売れ筋商品の分析、営業ピークタイムの分析といった日々確認したい項目についてまとめたレポートを作成し、メール等で提供するサービスです。
日々管理したい項目を相談いただき、どのように数値化するのかヒアリングを通じて一緒に考えます。
経営者と一緒に企業の未来を想像しながら、将来なにをしたいのか、どうなりたいのかをビジネスキャンバスに落とし込みます。
そこから見えてくる経営理念を抽出し、具体的な経営理念にしていきます。
また、掲げた経営理念に沿った戦略を考え、想像した未来の姿を目指しアクションプランにしていきます。
問題や悩みを抱えている業務について、ヒアリングをしながら業務工程を1つ1つ細分化していきます。
なぜ問題になっているかを、業務を構成している人、物、時間等の観点から解決に向けたアプローチを探します。
研究開発が必要なのか、組織化が必要なのかといった目的に応じて解決策を一緒に考えます。
実際に見積から受注に至った案件について見積通りに実施できていたのか。目標としていた利益を確保するためには今の見積もりでよいのか。
見積もりはいくらまで値引きして良いのか。これらの見積もりに関する疑問について、ヒアリングをもとに会計数値を使って一緒に検証を行います。